カテーテルアブレーション手術体験記ご投稿

★【五目夜話】　図解不整脈のカテーテルアブレーション手術体験記

＜ｋａｚ＞の４号館五目夜話より（更新 2017/02/16）

みなさんからのご体験投稿

カテーテルアブレーション手術を受けられた方からのご投稿をご紹介します。病院も違いますし、「心房細動」「経食道エコー」など、＜ｋａｚ＞とは違うご体験もあります。ご来訪のみなさまのご参考になると思われ、ご本人のお許しを得て掲載させていただきました。
（メールのやりとりを取りまとめたご体験談です。一部、変更を加えています。）

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はじめまして・・・心房細動の手術体験 (女性・匂いスミレさん)
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　・　「もうすぐ手術」
　・　「手術前のエコー検査」
　・　「手術と手術後」

■ 2017/02/01　「もうすぐ手術」

カテーテルアブレーションをもうすぐ受ける６０代の女性です。

私は心房細動です。　こわごわと検索して何日もかけて kaz さんの実践記録 (クリック) を読ませていただきました。

私の場合は去年の４月に不整脈を感じ、いつものように救心を飲んだのですが、とまらず、循環器を予約。心エコーで左心房に４センチ大の腫瘍が見つかり、大きな病院に即入院。２日後に腫瘍摘出術となりました。

２か月後に心房細動が出て、９カ月薬を飲みましたが直らず、カテーテルアブレーションとなりました。胸の傷も癒えないような状態なのに又手術するのかと絶望的になったのです。あの時の恐怖がよみがえり、何とも言えない時間を過ごしていましたが、少し落ち着き、自分がどのような事をするのか知っておいた方が良いと思い検索。　kaz さんのタイトルに目がとまり、今日初めて全文を読み返し救われました

丁寧に全行程を書いてくれて物凄く助かりました。

私と同じ病名ならいいのにぃ (ごめんなさい)。手術時間がちょっと長いだけだからと、入院まで自分に言い聞かせます。

病院からは図解入りの説明書を受け取りましたが読む気になれずそのままでしたが、kaz さんからの知識をもとに読んでみると、とてもよく理解でき、最初目を通した時の「ぎゃー」という恐怖は無く、すうっ～と受け入れられました。

すみません　長くなってしまって。
とても感謝しています　頑張ります　ありがとうございました。

メールを拝見しました。

当サイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
長文にお付き合いいただき、お疲れさまでした。（笑）
あれでも、短くしようとがんばったのですが・・・ついつい。

腫瘍摘出手術に続いて、カテーテルアブレーションですか！

大変ですね。ご心配でしょうが、目の向けどころを変えるとか、何とかするしかありませんね。私は貴重な体験を「記録、公開しよう」と切り替えました。

って、いい格好をしているだけで、不安でしたヨ。
どうぞ、いい治療を受けられますよう、心から応援しています。

■ 2017/02/04　「手術前のエコー検査」

お返事をありがとうございました。思いがけないメールについ又メールしてしまいます。

３日に経食道心エコーを受けてきました。

kaz さんは「苦しそう」と書いてありますが、苦しいです (笑う)。通常胃カメラなどの太さは小指くらい。経食道心エコーのカメラは親指の太さ。しかし食道までなので距離が短い。時間も５分から６分程でした。人一倍騒ぐ私でも、鎮静剤なしの局部麻酔 (ゼリーとスプレーの２種) で済みました。終わりと共に直ぐ衣服を着ることもできました。

私は kaz さんの記録を読み物凄く安心と力を得た事を実感しています。病気と向き合う困難さは想像以上のものがあります。エコーも kaz さんの「苦しそう」の言葉に、変に勇気が出て頑張れました。医者は勉強と実践をつんでいますが、本人は患者とおなじ病気や手術をしていません。実際に体験した人の話は真実です。改めて体験記を書いた kaz さんはスゴイ、スゴイ。

術後又長文メールしてしまうかもしれません。もしかして迷惑メールだったりして ( 笑 )

無事、手術を終わった時は、そのシルシに長文のメールをお待ちしていますヨ～ッ！

■ 2017/02/14　「手術と手術後」

kaz さん　無事退院しました。

激励メールもありがとうございました。あなたの記録のおかげで安心して手術に臨めました。

時間は２時間ちょっと。４回目の焼灼で意識が無くなり、気づいた時は４時間後の部屋のベッドでした。

幅広テープの威力は凄まじく、剥がす時の恐怖に怯えましたが、翌朝担当医が難なく剥がしてくれたので思わず拍手。

その後ぎっくり腰になりました。テープから解放された時、肉離れするのを感じました。かなり強烈に。退院を一日延ばして帰宅 (7日から12日まで)。現在筋肉痛と戦っています。力が入りすぎたのだと思います。

あの独特な呼吸と胸の不快感が無くなった今、もっと早く手術を考えればよかったのにと思いました。心臓の中に育った腫瘍を取り除いた心臓血管外科の担当医はカテーテルアブレーションをすすめていたのですが・・・

ぐずぐずと我がままを言い決断できなかった。心房細動のまま終わろうか迷いながら９か月がすぎました。決心したのは kaz さんの記録と担当医の人柄でした。(同じ病院の中での別の診療科なので初対面の医師)

生命を託す決心をした時、どんな事よりも人生で一番重い決断なんだと実感。今は自分におきた体験をかみしめています。　kaz さんに感謝 ! ! !
長文の匂いスミレより。　kaz さんの健康を願っています。

手術とご退院おめでとうございます。　お帰り～
テープから解放され、代わりにぎっくり腰ですかァ！　それも大変ですね。
何はともあれ、今回は私のサイトが匂いスミレさんのお役に立てたようで、ホッとしています。
ただ・・・再発の可能性はあるそうなので、お互い無理は禁物。

マ、あの程度の手術ならもう一度くらいは、いいかって割り切りも必要かも。

ところで、期待していたほどの「長文」ではありませんでしたネ。（笑）
貴重な「細動」のご体験メールなので、ご同意いただければ、サイトでご紹介したいほどです。 (次のメールでお許しをいただきました)

■ 2017/02/16

ただいま～。

私の体験談でよければどうぞお使い下さい。嬉しいなぁ。どなたかの不安が少しでも取り除かれれば幸せです。

ところで、再発ありなんですよね。　kaz さんより高い確率のわたし。ぱくちゃん (心臓の事) に再発しないよう言ってきかせます ( 笑 )。

ちなみに退院５日後の今、テープかぶれは治まり、腰痛もなくなり、ものすごかった太ももの青あざもかなり薄れて、カテーテルを入れた小さな数か所の針の跡が少し手に感じる程度です。痛みもなくなっています。

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